モネの風景画

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はモネについて記載してみます。

晩年、ジヴェルニーに住んだモネは自宅兼アトリエであった庭の自然を描き続けました。
しかし目を患った影響で一旦は回復したものの視力は衰え、モネの作品の特徴である光と影を捉えることができなくなっていました。

「バラの並木道、ジヴェルニー」など美しいジヴェルニーの庭のバラのアーチを描いた作品は7枚確認されていますが、風景画というよりはもはや抽象画に近い表現になっています。しかし失せることのない制作意欲は、さすがモネと感嘆する、すばらしい色彩感覚によって光と影を生み出しています。モネの心に焼きついた風景は強い筆のタッチによって何層にも色が重なり合って表現され、先が見えないほどおい茂ったアーチは不思議な奥行き間を感じさせ、見る人を幻想的な世界へと引き込んでいきます。

上から漏れる光が大地を照らし、覆いかぶさるように出迎える花は重なり合い、まるで妖精が立っているようにも見えます。たとえ視力を奪われようともモネの中から自然を愛する深い思いまでは奪うことはできなかったのでしょう。彼がキャンパスで表現したものは風景そのものではなく、風景がもたらす感覚でした。

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